40代の社会人です。40代になり、子育ても一段落し、仕事や子育てだけでなく、趣味も楽しめたらなと考えました。

若いころに、お遊び程度にギターでロックやポップスの演奏をしていたことがあり、またギターを演奏出来たらいいなと思いました。しかし、せっかく大人になったのだから、もうすこし大人の音楽を演奏出来たら素敵だなと考え、大好きなジャズを選ぶ事にしました。

ジャズギターを独学で学びはじめ、そしてのめり込んでいった、その楽しさを伝えられればいいなと思います。

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ジャズギターとは

ジャズは、西洋のポピュラー音楽のひとつです。ですので、西洋生まれの音楽であるロックやポップスやクラシックとほとんど同じ音楽理論を使っていて、それらの音楽と共通するところが多いです。

その中で、ジャズの大きな特徴となっているものは、曲のコード進行がすごく発展して複雑になっている事と、アドリブ演奏の余地がとても大きい事です。

コード進行というだけをみれば、ジャズはベートーベンの頃のクラシックや、プレスリーから現在までのロックよりも、かなり高度な和音を使います。

ジャズのギターは、主にジャズ用のエレクトリックギターを使います。

ロックのエレクトリック・ギターとの違いは、楽器の本体部分(ボディといいます)が空洞になっているかいないかの差で、ジャズのギターは空洞になっており、あたたかい音がします。

色々な和音で奏でる暖かいサウンドが好き

私にとってのジャズギターの一番の魅力は、そのあたたかいサウンドです。

もちろん楽器ですので、作ろうと思えば色々な音を作れます。まして、エレキ・ギターとなると、色々な機械装置(エフェクターと言います)を使えば、なおさら色々なことが出来てしまいます。しかし、ジャズギターの場合は、そういうものをなにも使わない方が、いい音がしました。

大人になって子育ても終わった私は、学生の頃よりも少しだけ経済的な余裕があったので、安物ではないちゃんとしたギターを買いました。楽器屋で何十本と試演させてもらって選んだ品でした。ギター用のアンプも、サイズこそ小さいものですが、一番気に入ったものを買いました。

ギターに張った弦と、ジャズギターの大きなボディの共鳴がブレンドして生まれる音は、若いころにロックを演奏していた頃のギターとはまったく違うあたたかい音でした。この音だけでもうっとりしてしまいました。

さらに、ギターはサックスやヴァイオリンと違って和声楽器ですので、色々な和音を作ることが出来、なお美しく響かせることが出来ました。

ギター経験者でも難易度が高いジャズギター

ジャズギターをはじめて最初につきあたった壁は、その難しさでした。

学生時代からずいぶん時間が空いてしまったとはいえ、いちおうギターを演奏した経験がある私は、もうすこし簡単に演奏できるものと思っていました。

ところが、ジャズに出てくる和音も曲の進行も、ロックやポップスとは比較にならないぐらいに複雑でした。最初は、指が届かない、弦をうまく押さえられないといったところでつまずいてしまい、練習以前の問題でした。

また、実際に指が動くかどうかという問題だけでなく、ジャズの理論も、私には大変に難しいものでした。ジャズのギターを演奏するためには、理論も勉強しなくてはならなかったのです。

毎日コツコツと根気よく取り組むことが出来る人でないと、継続は難しい世界と思います。

自分で工夫して上達していく快感にハマる

ジャズが演奏出来たら素敵だなと思って始めたジャズギターですが、私にとってはあまりにむずかしかったために、最初はずっとつまづいていました。

最初は初心者用の教科書を勉強していたのですが、そんなものを何冊やっても、とてもジャズなど演奏できるようにはなれないと悟り、本格的な教科書に取り組み始めました。

これは骨のおれる作業でしたが、逃げずにコツコツと続けていくと、ジャズの演奏とはどういうものなのかが、徐々に理解できるようになっていきました。

学びはじめる前にはまったく気づかなかった事ですが、学びはじめて知った事は、学ぶ事の快感、出来ない事が出来るようになっていく快感でした。

ジャズは、アドリブでの演奏能力が問われる音楽です。アドリブというものを出来るようになるためには、どうやればアドリブが出来るようになるのか、その方法を自分で常に考え、自分の中にその方法論を作って、それを体の中にしみこませていく必要がありした。

これが、うまくいかない方法だといくらやってもうまくいかず、うまくいく方法だと比較的早い段階で成果が出るのでした。ここに、自分で工夫して上達していく事の快感がありました。

ある所までは教科書を見て勉強していたのですが、ジャズギターの場合には練習方法まで書いてある教科書はあまりないので、練習方法も自分で作るようになりました。これがうまくいきはじめた時から、上達のスピードがあがりました。そして、練習自体が快感になったのです。

学生の頃から、勉強や習い事、スポーツの練習などは好きな方ではありませんでした。そんな私が、はじめて自分から率先して学びたいと感じ、もっと上達したいと自分で望んで練習に取り組んだ経験は、はじめてでした。

こうなったのも、上達した結果に演奏できるようになったジャズが、とても魅力的な音楽だったからだと思います。

まとめ

和音を演奏しなくても良いサックスやベースと比べると、ジャズギターの演奏は、その数倍は難しい楽器なのではないかと思います。

サックスやベースだと、ひとりで演奏できません。しかしピアノとギターは違います。ひとりでも立派な音楽を奏でられるのです。そして、ギターであれば、小さな部屋がひとつあれば、いつでも始められます。

上達するには根気と創意工夫が必要となるジャンルだとは思いますが、自分でジャズ・ギターを演奏できるようになれれば、一生ものの素晴らしい趣味と特技を得たことになると思います。