都内でダンサー、振付師として活動している20代女性です。

大学入学を機にダンスサークルに入り、それからというもの勉強そっちのけ。もうとにかくストリートダンスの魅力に首ったけになりました。

その後、ダンスを極めたい一心で渡米。客観的に日本のダンサーを見ることで、間違いなく世界レベルだと感じた女性ダンサー、「yoshie」。

ここでは10年以上にわたって世界で活躍するダンサー「yoshie」について紹介します。

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『yoshie』とは

ソウルダンスという歴史ある文化を広く世に知らしめてきた街、九州は福岡。現代に至っても、福岡出身のダンサーは日本のストリートダンス界を引っ張っていく中心的存在といっても過言ではありません。

御多分に洩れず、yoshieもこの福岡で生まれ、ダンスを始めました。そして、日本のダンス界に名を残す「be bop crew」(ビーバップクルー)のメンバーとして名を轟かせます。

持ち前の長い手足と日本人離れした小さな顔、ハッキリとした顔立ち、そしてなによりそのダイナミックな動きとミュージカリティーに富んだダンススタイルで、舞台、映像、バトルといったあらゆる場面で活躍。

今や世界を飛び回り、ダンスの本質を伝え続ける女性ダンサーです。

ダンスを見れば、その人がどれだけ苦しい努力を重ねてきたかが分かる

ストリートダンスを知らない人にとっては、「あのチャラチャラした格好で街中で踊ってる人たちでしょ?」といった認識かもしれません。

しかし、ストリートダンスと一口で言えどやはりその世界は過酷。今や爆発的な人口増加を見せるストリートダンス界ですが、周りに広く認知されるダンサーになれるのはほんの一握りに過ぎません。

音楽を心から楽しみ、湧き出たイメージのまま思い通りに身体を動かす。たったこれだけのことが本当に本当に難しいのです。

だからこそ、プロを志し、ダンス1本で食べていこうとすれば、もちろん楽しいだけではない時間を過ごすことになります。

怪我に見舞われ、文字通り血と涙と汗を流し、それでもなお自分の理想に近づくための努力を惜しまない姿。ひとたびダンスを見れば、その人がどれだけ苦しい努力を重ねてきたかが分かります。

yoshieのダンスを目撃するときは、見る側にもパワーが要るのです。なぜならyoshieの放つパワーが並大抵ではないから!

見た目や音楽の大きさなど、雰囲気は人を選びがち

ストリートダンスというと、もともとアメリカ発祥の文化。そのため、もちろん使用される楽曲もアメリカの物がほとんどです。

そして何より、慣れていない人にはしんどさを与えるほどの大音量。実際ダンスイベントの開催される会場に出向けば、いくら音楽好きといえど耳を塞ぎたくなるようなビート音を聴かされることになります。

そして、やっぱりその見た目。今尚アメリカンギャングっぽい格好をして踊る人々も多々。髪は独特のパーマや編み込み。表情を強調するために濃いめのメイクを施し、女性ダンサーにいたっては「そのままでは絶対街を歩けないでしょう」といった多めの露出。

そのどれもが自分のダンスを魅力的に見せるためのツールですが、そういった雰囲気を苦手とする方も居ると思います。

世界的な大会となっら「STREET KINGS」で2連覇したのが『yoshie』

ストリートダンサーは稼げない。長く語られてきたこんな通説を一瞬で覆したのが、数年前日本で発足したイベント「STREET KINGS」(ストリートキングス)。トーナメント制のダンスバトルです。

ダンスバトルとは、その場で初めて聞く曲に合わせて自分の踊りを見せ合い競うというもの。審査員からの票を最も集めた人に優勝の称号が与えられます。

それまで、各地で開催されるダンスバトルの賞金は1万、3万、5万といった少額のものが多かったのですが、このSTREET KINGSに至っては、賞金その額500万円!

世界で活躍する名だたる有名ダンサーもエントリーする、画期的なイベントになりました。

やはりダンスは生物。優勝候補と言われる若手ダンサーが次々と落選していく中、40代のyoshieは年齢を感じさせない持ち前の体力とスキルでトーナメントを上がり、優勝しました。

しかも二連覇!ただ運が良かったわけじゃないと誰しもに納得させるダンスでした。

ダンスバトルって不思議なもので、踊る人の心身が絶好調にノッているときって、どちらもその時初めて聴く、いわばその場で与えられた課題曲なのにも関わらず「まるでこの人の、このダンスの為に作られた曲のよう」に見えるんです。

長年この曲のためだけに踊っていたような、そのビートに対しパーフェクトな反応をダンスで表現することができる。

そこに辿り着くまでには、何万曲という曲、何万回と繰り返された動き、その重み、深さ、新鮮さ。全てがバッチリと重なって見るものを圧倒します。

ダンスに詳しくない人でも、世界レベルのダンサーを見れば、なぜその人が勝ったのか、一目瞭然。良いものを良いものとして然と伝える能力を持つyoshieのダンス。

youtubeでも観ることができるので、是非その才能を確かめて!

まとめ

レペゼンジャパン!唯一無二。女性ダンサーらしからぬパワフルさと、40代らしからぬバイタリティ、年齢を重ねても尚、みるたび新しい。ダンスを愛し、ダンスに愛されたストリントダンサー「yoshie」。今や世界中を飛び回り、ストリートダンスの本質を伝え続ける日本の宝。積み重ねてきた努力を垣間見、同時に、努力だけでは得られないセンスを垣間見、「これが本物のダンスか!」と誰しもを納得させることができるダンサーについての紹介です。