私は福岡県在住の23歳です。性別は男、職業はIT系の企業で技術者の仕事をしています。
私が今回紹介するのは私が趣味として行っている折り紙についてです。恐らく折り紙は誰しもが子供の時に一度はやったことがあるのではないかと思います。
私が折り紙を本格的に始めたのは21歳の時でしたが、始めたきっかけは大学の文化祭の時に部屋を飾りつけしようと思い折り紙をしたのがきっかけでした。
そこで今回は私が趣味として折り紙をする中で感じた魅力やメリットについてなど語っていきます。
Contents
オススメするのは、難易度の高い折り紙
私が紹介するのは折り紙ですが、私が紹介するのは小さな子供が行うような簡単なものではなく、複雑系折り紙といわれる名前の通り工程が非常に複雑で難易度の高い折り紙です。
折る回数で言うと簡単なものでも100から150回、難しいものになると300回を超えるものもあります。私は主にその中でも高難度のものに限定して行っています
同じことを行っている人の中には自分の想像力を働かせてイメージしたものを作り上げてしまう人もいますが、私の場合は折り紙作家といわれる人たちが作った作品で、折図化されているものを見ながら作っています。
折図化されている作品は複雑な部分もしっかりと折り方がついているので比較的初心者でもがんばれば折れるようにできています。
たくさんの時間・労力を投じるからこその達成感
私が紹介する複雑系折り紙の一番の魅力は完成したときの達成感と、完成した作品の完成度の高さを実感できることです。
複雑系折り紙なので工程が300を超えるものもあると言いましたが、それだけ多くの工程があると作品を作り上げるまでに相当の時間を要します。
私の場合長かったもので10時間近くをかけて作り上げた作品もありました。その時は一回では作り切ることができず、3回目ぐらいで完成させることができました。
一度間違うと修正が難しい
複雑系折り紙では折っていくたびに紙に相当な数の折筋がついていくので一度折り方を間違えただけでも修正が利かなくなってくることがよくあります。
特に後半に入ってくるとそれが顕著になってくるので気を付けなければなりません。私も一回折筋を間違えたことでまた最初から作り直さなければならなくなった時がありました。
しかし、それほど時間をかけ、失敗してやり直してやっと作り上げた作品ほど達成感を感じることができます。
また、私が折り紙の好きなところはただの一枚の紙から想像もできなかった作品が出来上がってくるワクワク感があるところです。
特に生き物系を作るときには非常にワクワクします。
作っている途中では最終的な形がどうなるのかはわかりませんが突然完成形が姿を現します。
そんな驚きが私にはたまらず、折り紙をやめられません。
人を選ぶ部分がある
折り紙の欠点は一度折ってしまうとやり直しが利かないところです。
紙を折るということはある意味紙を破壊することであるので慎重に行わなければなりません。
当然細かい作業になってくるので神経を使いますが、細かい作業をするのが嫌いな人にとってはあまりお勧めできるものではないと思います。
また、私もそうですが紙を使うので手汗がひどい人にとっては難しい趣味なのではないかと思います。
手汗を止めることができなければ最後になってくるほど紙が湿って弱くなってしまい、思わぬところが破れてしまったりして完成しなくなってしまうことがあります。
その他デメリットとしては時間がかかることだと言えます。
私は趣味として行っているので気にはなりませんが単純に楽しみたいだけの人にとってはこの時間がかかる作業をすることはデメリットになると言えます。
作品のアレンジは自由自在
その他の魅力としては作品に自分のアレンジを自由に加えることができる点です。同じ作品を作るにしても完成形の足の角度を変えてみたり、ひだを細かくしてよりリアリティある作品に仕上げてみたりとアレンジは自由自在です。
自分でアレンジしていく中で自分流の新しい折り方が見つかったりすることもあります。
出来上がった作品は自分が納得のいく完成度になるまでいくらでも手を加えることができるので、作品性を追求したい人にとってはやりがいのある趣味です。
作ることのできる作品は無限
また、作ることのできる作品が無限にあることも魅力の一つです。
私のようにまだ創作の域に到達していない人は既に誰かが考え出して折図化された作品を折るしかありませんが、創作折り紙を行っている人の作品を見ていると折り紙で表現できるものには限界がないと感じます。
私が特に作るのが難しいと思っているのは人の形をした作品です。
四足歩行の動物などはある程度出来上がったものがあるので参考にしながら作ることも可能であると思いますが、二足歩行の人間などは折図化された作品もあまり多くないので作るのが難しくなっています。
そんな中最近のいろいろな人の作品を見ていると人間の形をモデルにした作品も多いので表現できるようになってきていると感じます。
使う紙の大きさも様々
その他に好きなところはさまざまな大きさの紙を使えるという点です。難しい作品になるほど大きな紙で作ることを推奨されますが、一度作った作品をさらに小さい、あるいはもっと大きい紙を使って作ることでまた違った作品のように見えるところも好きなところです。
まとめ
今回は私が趣味にしている折り紙についてメリットや魅力、欠点などを書いてきました。
私が感じる折り紙の魅力はやはり達成感です。スポーツなどのようにある程度きつい思いをして達成感を感じるのもいいと思いますが、あまり動き回るのが好きではない人にとってはインドアでできて達成感を感じることのできる折り紙は最適ではないかと思います。
その分時間がかかってしまうというところが欠点になってはしまいますが、それを以上に魅力やメリットは多いと思います。