30代女性です。深夜番組が大好きだった20代のOL時代、テレビ番組で取り上げられていた「アグレッシブインラインスケート」と出会いました。

生まれて初めて目にしたそのスポーツは、当時の私には全く理解できないほどの衝撃を受けました。

軽々と超人的なトリックを繰り出しては次々に技を決めるその姿に引き込まれてしまったのです。危険を顧みないダイナミックなそのスポーツに、激しく魅力を感じました。

無趣味、無気力、めんどくさがりの私がどハマりしたアグレッシブインラインスケートの魅力についてお話ししたいと思います。

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アグレッシブインラインスケートとは?

アグレッシブインラインスケートは、エクストリームスポーツの一種です。

4つの小さなタイヤ(ウィールと言います)の付いた専用ブーツを履いて行います。

大きなタイヤの付いたインラインスケートを見たことがある方も多いかと思いますが、それはスラローム用だったりスピードスケート用だったりするので、ここでは省きます。

そのアグレッシブ用ブーツを履いて、カーブ、レール、ランプ、バング、スパインなどと呼ばれるセクションが設置されているパークで遊びます。もちろんパークだけでなくストリートで遊ぶこともできます。

世界ではX-GAMEのひとつとして大会も開催されている、世界的に知名度の高いスポーツで、日本人も国内外でプロとして活躍している選手もいます。

トリックが決まった時の爽快感と達成感が魅力

このアグレッシブインラインの一番の魅力は、トリックが決まった時の爽快感と達成感です。

何度も何度も練習して(練習とは思っていませんが)、やっと成功したときの喜びは言葉に言い表せません。

そしてやればやるほど上達するのが実感できるのです。

全く飽きず、病みつきになる

アグレッシブインラインでやるべきことはスケーティングだけではないので、遊びに幅があるのも嬉しいです。全く飽きないんですよね。

一つできるようになったら次のステップが待っている。誰に教えられたわけでもなく、勝手に”次へ進む”の矢印が見えるような…。

先に進むと自然と危険度が増すので、きっとアドレナリンがたくさん出て病みつきになるんでしょうね。

技の難易度が上がれば上がるほど興奮する

これはもう自己満足でしかないのですが、技の難易度が上がれば上がるほど興奮するんです。

スケートブーツと身一つでスケーターの中で誰が一番難しくて危ない事ができるか、ということを競っているところは大いにあります。

競うと言っても相手ありきの競争ではないのですが、スケーターそれぞれが自分自身と闘って、さらにライバルと闘って、そして結果的にお互いが上達するという…勝ち負けにとらわれずに相手を称える事のできるのも魅力の一つです。

自分より後から始めた人が自分がなかなかできないトリックを成功させたり、世界レベルのプロ選手と気軽に一緒にスケートができることも大きいですね。

怪我の危険性が高いのデメリット

とにかくコケます。かなり痛いです。痛みで声を出すことができないなんて事もあります。

骨折が一番多いですが、目を背けたくなるようなケガもたくさん見ました。幸い私は大きなケガはありませんが、打撲や擦り傷などは日常茶飯事です。

滑れば滑るほど技術が向上しトリックの成功率もぐんぐん上がりますが、比例して難易度もあがるので失敗したときのダメージも大きくなります。”墜落”や”転落”といった方がしっくりくるときもあります。

上達するまでにはそれなりに時間がかかる

それから個人差はありますが、セクションを使いこなせる程度に上達するまでにはそれなりに時間がかかります。

アグレッシブに没頭しているスケーター達は楽しくて仕方ないので、練習していてもそれを遊びとしか思っていません。

なのでずっと遊べて自然に上達するのですが、アグレッシブインラインに魅力を感じない方や、コケるのは痛いしはずかしいと羞恥心のある方にはお薦めできません。

コケることは恥ずかしいことじゃない

大人になってから人前で派手コケるというのはなかなかないですよね。

もしそんなことになったら白い目で見られて大恥をかいてしまいがちですが、アグレッシブインラインではそんなことはありません。

むしろ励まされたり褒められたり心配してくれたりといいこと尽くしなんです。しかも難しい技に挑戦していて失敗したときなんか、尊敬の眼差しで見たり見られたりしますよ。

自然と仲間に入れてくれるスケーターたち

日本ではマイナースポーツかもしれませんが、全国各地にアグレッシブインラインスケーターがいるので、ブーツさえ持っていけば歓迎してくれる土地が多いです。

みんなあたたかいです。自然と仲間に入れてくれるんですよね。

知らない土地で知らないスケーターと一緒に滑るってなかなかハードルが高そうですが、意外とそうでもないというのは経験済です。みんな普通に話しかけてくれます。

女性にもオススメ

あと女性スケーターはとても少ないのでちやほやしてもらえます。

しかも女性にとっては特殊な部類に入るアグレッシブインラインは、やっている女性は本気で取り組んでいる人しかいないのでみんなうまいです。

男性顔負けの方も多く、もちろん女性プロスケーターの方もいます。

年齢を問わず、楽しめる

また競技年齢は知っている限りでは幼児から50代までと幅広く、家族でも楽しめるのが嬉しいですね。

アラフォーにもなると大人の意地だけではどうにもならないほど、子供の上達スピードには舌を巻きます。パークの常連さんキッズなんかもうプロみたいです。

大人も子供もお互いに切磋琢磨できるなかなか珍しいスポーツです。

まとめ

運動としてただただ危ない事をしたい人向けのスポーツかもしれませんが、遊びながら自分と向き合い、体が鍛えられ、挑戦する気持ちを養えるという、一度に何度も嬉しいアグレッシブインラインスケート。

年齢や性別、体格差や柔軟性に違いはあれど、好奇心さえあればなんとかなります。

健康的にちょっとしたスリルで日常にスパイスを効かせるのも良いのではないかと思います。徐々に求めるスパイスの量が増えていき、きっと楽しくてたまらなくなりますよ。